ラ・リーガ第30節、宿敵レアル・マドリーとのエル・クラシコに2-1で敗れたバルセロナ。
そうしたなか、かつてバルサを率いたルイス・ファンハール元監督の発言が話題になっている。『voetbalzone』によれば、こうこぼしていたそう。
ルイス・ファンハール(元バルセロナ監督)
「私の心は傷ついている。基本的にバルセロナは戦術的にも魅力的にもレアルより上だと思っているからね。
前半のポゼッションは69%対31%だ。レアルはコーナーから得点を決めた。それが彼らのプレースタイルだ。簡単なもんさ。
バルサは後半に選手を変えた。DFを外して、攻撃的に出た。でも、2-1に終わった。レアルのプレーは変わらない」
「(レアルの)守備はよかった。いや、スマートだとは言いたくない。
スマートではない、狡猾だ。スマートと狡猾は違う。(狡猾は)ネガティブだ。
観客を楽しませなければいけない。だが、その観客はいない」
バルサ時代のサッカーは観客に不評だったはずのファン・ハールだが、レアルの戦い方は小狡いと揶揄していたとか。
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その一方で、バルサのロナルト・クーマン監督がフレンキー・デヨングを3バックの中央ではなく中盤で起用したことは間違いだったとも指摘していた。
ルイス・ファンハール(元バルセロナ監督)
「クーマンがデヨングを3バックではなく中盤で起用したのはミスだ。
デヨングはほとんどボールタッチがなかった。彼が最終ラインにいたほうがビルドアップはずっとよかった。
あのフォーメーションだと彼はDFのポジションのほうがはるかに貢献できる」