――昨年はシーズン終盤、AFCチャンピオンズリーグでベスト4に入りました。あの大会も刺激というか大きな経験になりましたか?

ACLでは悔しい思いをしましたし、もう一度あの舞台に立ち、優勝したいという気持ちも強いです。無観客での試合で寂しい面もありましたが、アジアの舞台で得られるものはたくさんありました。

――そして今シーズンを迎え、第2節の徳島ヴォルティス戦(1-1)で、神戸での初ゴールを記録しました。

昨年得点できていなかったですし、今年はたくさん取りたいと思っていたので、2節目でゴールできて良かったです。

ただ、その前に1失点していましたし、勝ちたいゲームでもありました。追いつけたのは良かったのですが、まだまだだなと個人的には感じました。

――そうした中で、第5節、ホームに昨季王者の川崎フロンターレを迎えました。川崎との試合では昨年、アウェイゲームで悔しい思いをされたのではないかと思います。今回対戦するにあたってどんなことを考えていましたか?

昨年の川崎戦でPKを与えてしまったことは、自分の中でターニングポイントになりました。そういった意味で、成長できた試合でもありましたし、今回は自分がどうにかして相手を抑えて勝ちたいという気持ちでいっぱいでした。

――昨年のあのPKのシーンは、「やっちゃった」という感じでした?

行く必要のない場面でした。自分の経験の浅さが出てしまいましたし、2-1でリードしていた状況でもあったので、もっと余裕を持って守れていれば違ったんじゃないかと思います。

――川崎フロンターレは対戦していてどんなチームです?

非常に素晴らしい選手が揃っていますし、チームとしてのレベルも高いです。ただ、ヴィッセル神戸にも素晴らしい選手がたくさんいるので、負けてはいられないと思っています。