先日第第的に発表された欧州スーパーリーグ構想。12のクラブが参戦し、チャンピオンズリーグを脱退して新しいコンペティションを立ち上げるというものだ。

しかしながらアメリカ的に流動性のない大会になる可能性が高いと考えられており、各方面から批判の声が上がっているほか、参加を表明したクラブの選手からも反対の声が出ている状況だ。

そして『BBC』によれば、なんと発表から数日で早くも「撤退」を考えているクラブがあるそうだ。

それはイングランド・プレミアリーグを戦っているチェルシー。欧州スーパーリーグへの参戦を表明してから2日後、クラブは批判の声を受けて撤退を検討しているとのこと。

火曜日に行われるブライトン戦を前に、1000人ものファンがチェルシーのグラウンドの前に集まって抗議活動を行っていた。

また『The SUN』によれば、チェルシーのブルース・バック会長は選手を集めてスーパーリーグ参戦の理由を説明する会議を行っていたという。

その中では選手がワールドカップなどFIFAが主催するコンペティションから追放される可能性などに懸念の声が上がり、選手たちとの合意は形成されなかったようだ。

それにより、チェルシーは現在欧州スーパーリーグへの参戦を撤回することを考えており、そのための文書を用意している段階にあるとか。

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『Bild』によれば、他にもイングランド・プレミアリーグの2クラブ(一つはマンチェスター・シティだとされる)がスーパーリーグからの撤退を検討しているそうで、今後の発表が注目されている。

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