今週で2020-21シーズンのレギュラーシーズンが終了するブンデスリーガ。
9連覇を達成したバイエルン・ミュンヘンのエースFWロベルト・レヴァンドフスキは最終戦で記録更新に挑む。
ゲルト・ミュラーが記録した1シーズンのブンデスリーガ最多得点だ。レヴァンドフスキは現在40ゴールでミュラー氏の記録に並んでおり、アウクスブルクとの最終戦で得点を決めれば新記録樹立となる。
そうしたなか、アウクスブルクのマークス・ヴァインツィール監督の発言が話題になっている。『sportstar』によれば、こう宣言していたそう。
マークス・ヴァインツィール(アウクスブルク監督)
「幼い頃、ゲルト・ミュラーが私のアイドルだった。
それに、彼は私が4年間プレーしたバイエルンⅡの共同監督でもあった。
彼のことをリスペクトしているし、現在の彼が置かれている状況はとても悲しく思う。
だから、タイ記録に留まることを願っている。
レヴァンドフスキに得点させず、ミュラーの記録を維持するために、できることは何でもやる」
75歳になったゲルト・ミュラー氏はアルツハイマー病を患っている。
【動画】これを決めてりゃ…レヴァンドフスキ、前節でやった衝撃ミスシーン
46歳のヴァインツィール監督はバイエルンⅡ時代に教えを受けたミュラー氏に思い入れがあるため、全力で記録更新を阻止する構えのようだ。