先日発表されたスペイン代表チーム。ルイス・エンリケ監督はEURO2020で登録が許される26名に満たない、「24名」で構成されたリストを作った。
その理由は「すべての選手がいつでもチームを助けられると感じてほしいから」と語っており、無駄にメンバーを増やしたくはないというものだった。
そして、その煽りを受ける形でメンバーから外れたのがレアル・マドリーの主将セルヒオ・ラモス。今シーズンは怪我にも悩まされ、クラブとの契約も夏で満了になる状態となっていた。
この数カ月間満足にプレーすることができなかったことから、35歳のキャプテンはEURO2020を戦う権利を与えられなかった。
その発表が行われたあと、セルヒオ・ラモスは自身のSNSで以下のように書いた。
セルヒオ・ラモス
「この厳しい数カ月、そしてこれまで経験したことのない奇妙なシーズンの後、EURO2020がやってきた。
レアル・マドリーと代表チームのために100%の状態へと戻れるよう、心と体の中で毎日戦いに臨み、努力を続けてきた。
しかし、物事は必ずしも我々が望んでいるようにうまくいくとは限らないものだ。
チームをこれ以上助けることができず、スペイン代表でプレーすることができないのは辛いことだ。
ただこの場合、いつものように休息を行い、完全に回復し、来シーズンに向けて戻ってくるというのが最善の解決策だ。
心が痛いよ。国を代表して戦えないのはね。しかし僕は正直に、誠実にならなければならない。
すべてのチームメイトに最大の幸運を祈る。そして素晴らしいEUROになることを願う。家から『ビバ・エスパーニャ』『アラ・マドリー』と叫ぶファンの一人になるよ!」
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受け入れなければならない…とEURO2020の欠場を語ったセルヒオ・ラモス。来季は怪我を治して万全な状態の彼を見ることができるだろうか。