スペイン代表の10番としてEURO2020に参戦しているティアゴ・アルカンタラ。
今季からリヴァプールでプレーする彼はプレミアリーグではリスタートですら息をつく暇がないと適応に苦労したことを認めている。
また、『Guardian』のインタビューで近年のサッカーの変化についてこんな話をしていた。
ティアゴ・アルカンタラ(スペイン代表MF)
「(今のサッカーとあなたが始めた頃のサッカーとの違いは?)
スピードとリズムが違う。より速く、よりフィジカルだ。
“10番”はほとんど消え去ってしまった。魔法もファンタジーも減ったよ。
サッカーはより多くのことやるようになり、より速くなった。
ドリブルする必要はない、走るからね。選手はあらゆる点で発達している。
違いのある選手を失った。崇高なテクニックを持つプレーメイカーでも遅ければ、ターンするチャンスがない。
僕らのように足が速くない選手は頭の中を速くしなければいけない。
人生のあらゆるものと同じ、適応さ。物事は常に動いている。
サッカーも変わり続けるし、表現も異なる」