欧州各地で行われているEURO2020。今大会で唯一フルキャパシティが認められているハンガリーでの試合でファンによる人種差別が疑われている。

『De Telegraaf』によれば、問題があったのは、5万人以上がつめかけたグループFのハンガリー対フランス戦。

ハンガリーのファンがフランス代表FWキリアン・エムバペにモンキーチャントをした疑惑があり、UEFAが調査を行うとのこと。カメルーンにルーツを持つエムバペだけでなく、アルジェリアにルーツを持つカリム・ベンゼマも人種差別の標的にされていたようだ。

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UEFAは今大会の決勝戦をウェンブリーからフルキャパシティが可能なブダペストに移すことを検討している。

ただ、ハンガリーはこれまでもファンによる人種差別によって当局から何度も処分を受けてきた。また、先日にはハンガリーの議会が反LGBT法を可決したばかりで、他の欧州諸国から反発を受けているとも。

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