生え抜きとしてキャリアを捧げてきたバルセロナから退団することになったリオネル・メッシ。

カンプ・ノウでのお別れ会見に臨んだ際には思わず感極まり涙するシーンも。また、彼にスタンディングオベーションが送られる光景もあった。

これは泣ける…。

リオネル・メッシ

「この数日、自分が言えることを考えていた。

真実は自分には何も考えられないということだった。

非常につらい。僕は人生をここで過ごしてきた。準備ができていない。

家族も僕も自分たちが残ると確信していた。バルセロナに残ると思っていた。

今日は全てにお別れを言わなければならない。13歳から21年を過ごし、妻と3人の子供たちとともに去る。ここが我が家だ。

人々が見せてくれた気遣いにとても感謝している。

パンデミックのせいで昨年は有観客でプレーすることができなかった。

僕は1年半もファンを見ることなく、このクラブを去る。違うやり方でお別れをしたかった、皆がいるスタジアムでね。

いつかこのクラブに戻ってくることができるだろう。皆、ありがとう」

「契約更新は全て完了していた。ラ・リーガの問題で最後の瞬間にそれができなかった。ジョアン・ラポルタ会長の説明と全く同じだ。

残るためにできることは全てやった。昨年は残りたくなかったが、今年は残りたかった。でも、そうできなかった。

会長選が終わった後、ラポルタと食事をしながら話し合った。その時からここで続けると確信した。

契約は問題ではなかった。クラブは非常に大きな負債を抱えており、彼らはそれを悪化させたくない。

自分は残るために最善を尽くしたが、実現しなかった。これ以上は言えない。

自分は給料を5割削減したので、それ以上は何も求められなかった。我々は出来る限りのことをやり尽くした。

さらに給与の3割カットを求められたというのは嘘だ。

正直にいえば、PSGは可能性のひとつ。ただ、誰とも何の合意もない。興味を持つ多くのクラブから連絡がある」

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なお、バルサのジョアン・ラポルタ会長は「メッシと家族の幸運を願っている。バルサのドアは常に開かれている。レオ、全てをありがとう!」などとのメッセージをSNS上で出した。

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