アイルランド代表でプレーしているFWカラム・ロビンソンが「ワクチンを打つつもりはない」と宣言して話題になっているようだ。
カラム・ロビンソンは現在WBAでプレーしている選手で、昨年11月と今年8月に1回ずつ新型コロナウイルスに感染し、それぞれ代表チームでのプレーを逃していた。
『Daily Mail』によれば、彼は今回のインターナショナルマッチウィークで記者から「ワクチンは打った?」と聞かれて以下のように話したという。
カラム・ロビンソン
「いいや、僕は予防接種を受けていない。それが現時点での自分の選択だ。
2回の感染には明らかに悩まされたが、ワクチンは打たない。いつか気が変わるかもしれないが、現時点ではね。
これは自分の個人的な選択だ。打ってほしいと思っているコーチや人々がいることは知っている。それは彼らの考え方であり、誰もが自分のやりたいことを選択できる。
僕は人々になにも強制するつもりはない。これは自分の体であり、自分の選択だ」
記事によれば、アイルランド代表のメンバーでワクチンを拒否しているのは彼だけではないとのこと。
ただ、代表監督のスティーヴン・ケニー氏は「私は医療の専門家ではない。しかし専門家を信頼しており、ワクチンを2回接種するほうがいいと思う」と話す一方、「接種した選手のみを選出するのは難しい状況だ」と認めていたそう。
イングランド・プレミアリーグではまだ3分の2の選手がワクチン接種を終えておらず、ドレッシングルームでは反ワクチンの主張をする選手が増えていると伝えられている。