この夏にマンチェスター・シティへの移籍が実現しなかったトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケイン。
カップ戦ではゴールを決めているが、今季のプレミアリーグでは6試合でまだ得点がない。
ただ、イングランド代表の最多得点記録を持つウェイン・ルーニーは彼を擁護した。『Sky Sports』によれば、こう述べていたそう。
ウェイン・ルーニー
「(ケインへの批判は)過剰反応だと思う。
彼が代表戦で得点しなかったのは久しぶりのことだし、今季もプレミア以外では得点を決めている。
世界で最高のストライカーのひとりなので、得点がなかった時に人々が意見するのは当然の権利ではある。だが、ハリーはこの時期を乗り越えられるいい選手だし、大きな人間でもある。
彼がこれまで経験したことのない少し厄介な時期ではある。ただ、全てのストライカーがそれに対処しているし、トッテナムの調子がよくないのは、チームの問題だ。
プレミアリーグで初ゴールを決めれば、彼は定期的にゴールを決めるようになるだろう。
ストライカーには得点が期待されるが、ハリーはこの数年でかなりプレーを変えており、(ポジションが)少し深くなっている。
この数年でも相当なゴール数を生み出しているが、注目されるのは得点がない時だ。
ケインはトップストライカーであり、何も問題はない。
アラン・シアラーが持つプレミアリーグ最多得点記録に最も肉薄するだろう。
厄介な時期を経験しているけれど、間違いなく乗り越えるはずさ」
ちなみに、ルーニーが持つ代表最多得点記録は53、ケインは歴代5位の41ゴール。
【動画】世界最強ストライカー!ケイン、代表戦でのスーパーゴール5連発
また、シアラーがプレミア最多得点記録は260、ケインはこれまで166ゴールを決めている。