「物事は変わるものであり、新しい時代はすぐにやってくる。でも、僕として寂しいところもあるんだ。
僕はノスタルジックになっているし、歳もとった。それは忘れないでほしい。
現代の試合ではゴールスコアラーに求められることがかなり多くなっている。通常、そのポジションの両脇には速くて強力なウィンガーたちがいる。
CFはそれほどプレッシングに関与するものではなかったが、ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ディオゴ・ジョタのリヴァプールを見れば、その役割は大きく変わった。
ベルナルド・シウヴァ、ケヴィン・デブライネ、フィル・フォーデンたちのシティも同じだ。
彼らは全員がすごいハードワークをする。だからこそ、今はただゴールを決めるだけの選手は批判に晒される。
それはペップ・グアルディオラ就任以降のシティがプレミア最強チームになっていることに尽きる。ワークレート(作業量・運動量)によって、あのような強力なチームになっているんだ。
時代最高のチームとして、グアルディオラのバルセロナが全ての起源になった。誰もが彼らを真似しようとしたし、それ以降、僕らはウィンガーたちが決めることができるゴール数に注目するようになった。
サラーとマネがリヴァプールでコンスタントに決めているゴール数を見て欲しい。シティの5人はシーズンごとの得点数が10を超えている。
試合は永遠に進化し続ける。守備では超一流の選手たちがプレスをしている」
「守備をしないロナウドはもはや時代遅れ…」 “電柱”クラウチが悲しむ
Text by 井上大輔(編集部)
神奈川県出身。もともとは野球小僧だったが、1998年W杯をきっかけにサッカーにも熱中。ウイイレなどのサッカーゲームにも、ドはまりした。好きなリーグはよく見ていたリーガ・エスパニョーラ。
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