「物事は変わるものであり、新しい時代はすぐにやってくる。でも、僕として寂しいところもあるんだ。

僕はノスタルジックになっているし、歳もとった。それは忘れないでほしい。

現代の試合ではゴールスコアラーに求められることがかなり多くなっている。通常、そのポジションの両脇には速くて強力なウィンガーたちがいる。

CFはそれほどプレッシングに関与するものではなかったが、ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ディオゴ・ジョタのリヴァプールを見れば、その役割は大きく変わった。

ベルナルド・シウヴァ、ケヴィン・デブライネ、フィル・フォーデンたちのシティも同じだ。

彼らは全員がすごいハードワークをする。だからこそ、今はただゴールを決めるだけの選手は批判に晒される。

それはペップ・グアルディオラ就任以降のシティがプレミア最強チームになっていることに尽きる。ワークレート(作業量・運動量)によって、あのような強力なチームになっているんだ。

時代最高のチームとして、グアルディオラのバルセロナが全ての起源になった。誰もが彼らを真似しようとしたし、それ以降、僕らはウィンガーたちが決めることができるゴール数に注目するようになった。

サラーとマネがリヴァプールでコンスタントに決めているゴール数を見て欲しい。シティの5人はシーズンごとの得点数が10を超えている。

試合は永遠に進化し続ける。守備では超一流の選手たちがプレスをしている」