チェコの実業家ダニエル・クレティンスキーが、現在ウェストハム・ユナイテッドの株式27%を購入するための交渉を進めているようだ。
ダニエル・クレティンスキーは1975年生まれの46歳。もともとは弁護士として働いていたが、2004年にスパルタ・プラハの会長になった人物だ。
その後はさまざまな企業への投資や買収によって一財をなし、現在は中央ヨーロッパでもっとも大きなエネルギー関連企業「EPH」の94%株主兼CEOを務めている。
『Forbes』その資産はおよそ30億ポンド(およそ4630.2億円)に達していると言われており、国内外問わずさまざまな業種に投資することで「スフィンクス」の異名をとるという。
クレティンスキー氏は今回価値を7億ポンド(およそ1080.4億円)と評価されているウェストハムの株式27%を取得する予定で、話し合いは何ヶ月にも渡って進められているとのこと。そして将来的には過半数の株式を取得することも考えているそう。