ついにロナルト・クーマン監督を解任したバルセロナ。後任候補には、アル・サッドを率いる41歳のチャビ・エルナンデス監督らが挙げられている。
そうしたなか、かつてバルサを率いたジョゼップ・グアルディオラ監督は会見でこんな話をしていた。
ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)
「私もロナルトもよく分かっている。我々が依存し、生き、期待されているものは結果だと。
いい結果なしに生き残れるものは誰もいない。誰もね。クーマンも私も。
彼の幸運を願っているよ。彼はバルサのカンテラーノたちに良いことをしたと私は確信している。
誰もが知っていることだが…我々は常に結果に依存している。
(チャビは)大親友だ。遅かれ早かれ、実現するだろう。
彼がこの仕事を受ける準備が整っていることには何の疑いもない。
彼はあの家や環境を理解しているし、私がバルサの監督になった時よりも今の彼のほうが経験がある。
(監督としての)成功は選手の質やコミットメント次第だ。
我々(監督やコーチ陣)の影響力は人々が考えているよりもはるかに小さなものだ。
私がバルサで成功したのは、チャビを含めた当時の選手たちのクオリティのおかげだ」
監督陣の影響力は限定的なものであり、成功できるか否かは選手のクオリティに依存するものだと説明していたようだ。
2008~2012年までバルサを率いたペップは247試合で179勝47分21敗という戦績を残している。