今年の夏に行われたEURO2020のフィンランド戦で、突然心臓発作のために倒れてしまったクリスティアン・エリクセン。
一時はピッチの中で心臓マッサージや除細動器による処置を受けるほどの状況になったものの、後に無事意識を取り戻すことに成功した。
命に別条はない状態になったものの、今後の心臓の状態を安定させるために埋め込み型除細動器を手術で装着することになった。
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そして、皮肉なことにエリクセンがサッカー選手としてのキャリアを続けようとする際に問題となったのが、この埋め込み型除細動器。
インテルとの契約を2024年まで残している彼であるが、イタリアの法律はペースメーカーを付けながらプロサッカーをプレーすることを禁止しているのだ。
そのため、現状では埋め込み型除細動器を取り除かなければイタリアで現役復帰することはできない。
今回『Corriere dello Sport』が伝えたところによれば、このような状況を受けて、エリクセンは1月のマーケットで古巣のアヤックスに復帰したいと考えているとのことだ。
オランダでは除細動器を装着しながらのプレーが認められており、アヤックスのDFダレイ・ブリントもそれを使用している。
記事によれば、インテルはエリクセンとの契約を解除し、アヤックスへの移籍を認めることも考えているとのこと。