かつてバルセロナやインテルなどで活躍した元カメルーン代表FWサミュエル・エトーが、同国のサッカー連盟会長選挙に立候補した。
2ヶ月前、エトーは自身のSNSで立候補の意思を表明。そして今回その手続きを正式に行ったという。
40歳になったエトーは、現在の会長を中心とするグループから、次期の副会長というポストを提案されていたものの、それを断って選挙に臨むことにしたとのこと。
彼の立候補を喜ぶファンは、サッカー連盟の前に集まって大きな歓迎を見せたとのことだ。
【動画】英雄エトーの立候補を歓迎するカメルーンのサッカーファン
カメルーンでは昨年サッカー連盟(Fecafoot)の会長選挙が行われ、現在のセイドゥ・ムボンボ・エンジョヤ氏が当選した。
しかしながらその後、「選挙に不正があった」というスポーツ仲裁裁判所の判決によってその結果が取り消されていた。
セイドゥ・ムボンボ・エンジョヤ氏は「新しい選挙の準備を行う」と発表して会長に残ったまま、数ヶ月の時が経過している。
カメルーンは来年1月から2月にかけてアフリカネイションズカップを主催することもあり、来月行われる今回の選挙はいつも以上に注目されている。