2019年からユヴェントスでプレーしてきたオランダ代表DFマタイス・デリフト。

代理人であるミーノ・ライオラは「彼が移籍するかもしれないクラブは誰もが思いつくところだ。来夏に市場に参入するクラブがあるかを見極める必要がある。プレミアリーグになるかもしれないし、バルセロナやレアル・マドリー、PSGかもしれない」と移籍を示唆している。

『SPORT』によれば、2019年にユーヴェに移籍した際、ライオラは彼の契約に「バルセロナ条項」を付随させていたという。

デリフトの契約解除料は1.2億ユーロ(155億円)に設定されているが、バルサが獲得に乗り出した場合は7500万ユーロ(97億円)に減額するという条項だ。7500万ユーロというのは、ユーヴェがアヤックスに支払った移籍金と同じ金額。

バルサ同様に財政的に厳しい状況にあるユーヴェは、デリフトの移籍金支払いがまだ3500万ユーロ(45億円)残っており、今季中のアヤックスに支払う必要があるという。

当時のバルサはデリフトの獲得に動いていたが、財政的にフレンキー・デヨングだけしか確保できなかった。

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ただ、最低でも800万ユーロ(10.3億円)以上になるデリフトの高額な年俸が移籍に向けての大きな障壁になりうるとのこと。

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