デル・アリ

数年前には世界最高の若手だったデル・アリ。MKドンズでの活躍によって大きな注目を集め、2016-17シーズンにはトッテナムで18ゴール9アシストを決めてみせた。

しばらく安定したシーズンを過ごしていたが、2020年にジョゼ・モウリーニョ監督の就任で状況は急速に悪化した。指揮官が求めているプロフェッショナリズムを見せることができず、スタメンから脱落。代表からも遠ざかることになった。

モウリーニョが解任されたあと、多くの人々がデル・アリが復活するものだと考えていたが…。それは現実にはならなかった。ヌーノ監督、アントニオ・コンテ監督の下でも絶対的な存在に返り咲くことはできず、苦労を続けている。25歳という若さにもかかわらず、大きな怪我を負ったわけでもなく、これだけ急速にペースを失うのは珍しいことだ。