フィリペ・コウチーニョ

リヴァプール時代には世界の中で最も価値ある選手の一人であった。優れたビジョンを備え、あらゆる距離からシュートを狙える驚異的な存在だった。

プレミアリーグでの5年間で201試合に出場して54ゴール45アシストを記録し、ユルゲン・クロップ監督にも高い信頼を寄せられた。そして1億3500万ユーロという記録的な移籍金でバルセロナへと移籍することになる。

スペインでの初期はそれほど悪くはなかった。18試合で7ゴール7アシストというのは十分以上のものだったが、それから急速にパフォーマンスが低下。バイエルン・ミュンヘンへのローン移籍で復活したかと思いきや、復帰後は怪我に悩まされてしまうことに…。