昨年夏のマーケットでバイエルン・ミュンヘンをフリーエージェントで退団し、レアル・マドリーに加入したダヴィド・アラバ。
加入直後からすぐに最終ラインでポジションを掴み、エデル・ミリタオンとともに守備の中心人物として力を発揮している。
彼は今回『SüddeutscheZeitung』のインタビューに答え、スペインへの適応プロセスについて以下のように話したそう。
ダヴィド・アラバ
「ここでは多くの人々が英語を話せない。スペイン語を話すことを強いられる状況にはなったね。
バイエルンからレアル・マドリーに来たことは僕にとってとても大きな変化の時間だったんだ。
スペインでは夕方にあらゆるものが止まってしまう。僕はしばしば夕食を食べようとしてレストランに行くが、それが午後8時ごろだ。
だいたい僕がその店の最初の客なんだ。僕が食べ終わったころにようやく次の客が来るんだよ。
(アンチェロッティ監督について)
彼のレベルはとても印象的だったね。まだ何も成功を収めていない人のように、彼はハングリー精神を持っている。
レアル・マドリーはただ成功を追い求めているクラブだ。あらゆる従業員、あらゆる選手の日々の仕事にあらわれている。
トップに立つためだけにあらゆる場所へ投資を行っている。それはチャンピオンズリーグで特に見られるものだよ。
ただ、僕は今もバイエルンと非常に良好な関係を持っている。多くのものを与えてくれたクラブにはとても感謝している。
バイエルン州の文化を持つミュンヘンが大好きだ。自分の故郷とも似ているし、たくさんの友人達がいるんだ」
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スペインやイタリアなどラテン系の国では夕食がかなり遅い時間になることで有名。アラバもその文化に馴染むには時間がかかっているようだ。