月曜日に行われたイタリア・セリエAのミラン対スペツィアで、「幻のゴール」が生まれた。
1-1で迎えた後半アディショナルタイム、ミランのFWジュニオール・メシアスがスペースから見事なシュートを決めたものの…その直前のプレーで「スペツィア側の」ファウルがあったとして試合がストップ。
通常であれば流してミランのゴールが認められるところ、むしろそれが取り消されてしまう結果になってしまったのだ。
【写真】認められなかったジュニオール・メシアスの幻ゴール。レビッチが倒されていたために止められた。
そして、なんと逆にその後スペツィアが勝ち越しゴールを奪取。ミランは一つゴールを取り消された上に敗北するという納得し難い結果になった。
『Gazzetta dello Sport』によれば、この試合を裁いたマルコ・セラ主審には指名停止処分が課せられる可能性があるようだ。
イタリアの審判協会は彼のパフォーマンスに満足しておらず、それを理由に試合への使命を停止する方針であるという。
通常パフォーマンスの問題によって指名停止となる場合は「2試合」が基準となっているが、マルコ・セラ氏はさらに長くなるかもしれないという。
試合後、マルコ・セラ審判はミランのピオーリ監督に謝罪を行ったとのことだが…果たしてどのような処分になるだろうか。