日本代表チームは27日、ホームでワールドカップ予選の中国戦に臨み、大迫勇也と伊東純也のゴールで2-0と勝利を収めた。

その中で話題になったものの一つがセットプレー。今冬専門のコーチを置くことにした点も言及されており、試合ではグラウンダーパスでのトリックプレーも見られた。

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ただ、記者会見でセットプレーについて質問を受けた森保一監督は以下のように話し、特に今回だけ準備をしたわけではないと語っていた。

森保一

「セットプレーに関しては…スローインも含めて、与えられた時間の中でピッチ上でもミーティングでも試合に向けて準備をしてきました。

ただ、今回だけセットプレーの準備をしていたような見られ方は…実は毎回やっています。毎回勝つための準備をしています。

(試合の流れを手にできた理由は)ディフェンスラインの押上げ、そしてディフェンスラインが下がったときの前線の戻りが良かったので、我々が主導権を握れたと思っています。

選手たちがこれまで代表での活動をしていく中、最終予選を戦う中でいろいろな経験をしてきました。

チームをより高められる戦い、そして個々の力が生きるためにはどんな距離感で戦えばいいのかということを、選手たちが意識してコミュニケーションを取りながら、試合の中で修正をしてくれていることが大きいと思います。

あとは試合に向けての準備の中で、我々がやるべきコンセプトの部分です。良い距離感で戦っていこうということを確認しながら、選手たちにイメージを共有してもらえるように、スタッフが提示しています。

それを選手同士がコミュニケーションを取りながら戦い方を具現化してくれていると思っています」

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