先日、自宅で飼い猫2匹に暴行を加える映像が公開されて物議を醸したフランス代表DFクルト・ズマ。

【動画】飼い猫を殴る蹴る…クルト・ズマの虐待事件を撮影していたのがヨアン・ズマ

事件の後に彼は謝罪を行い、所属しているウェストハムからは25万ポンド(およそ3800万円)に及ぶ罰金処分を受けたことも明らかになっている。

しかしながら、映像発覚直後の試合でウェストハムが彼を起用していたことも含めて反発は大きく、多くのスポンサーが撤退を始めているという。

そして今回『L'Equipe』が伝えたところによれば、ズマは「Seed」という慈善団体のアンバサダーも退任することになったとのこと。

「Seed」はフランスに拠点を置いている団体で、サッカー選手の妻たちによって構成されている協会だそう。

その活動は健康促進、教育支援、環境保護、スポーツ活動の促進、さらに動物保護などが中心となっている。

破産した動物園からの引き取り、虐待された動物の保護などを行っているシェルターの改修を支援したり、動物の飼育環境を改善させるための運動を行っている。

また、クルト・ズマの妻であるサンドラ・ズマは、その中で大型ネコ保護協会の会長も務めていた。

ただ、もちろん今回の事態を受けて『Seed』もクルト・ズマとの話し合いの下、契約の解除を行うことを決めたとのこと。

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