5月28日に行われた関西サッカーリーグ2部の第4節、京都紫光サッカークラブ対関大クラブ2010の試合を直撃取材。

京都紫光サッカークラブは1922年に創設されたチームで、Jリーグに参入した京都サンガFCの前身となった存在だ。

その際に分裂する形でアマチュアに残ったチームの一つが京都紫光で、最もその伝統を受け継いでいるクラブと言える。

現在は関西サッカーリーグ2部を戦っており、今季は3試合を終えて1勝2敗、4得点8失点という結果でこの試合を迎えていた。

一方、対するのは関大クラブ2010。関西大学のOBによって構成されているクラブだが、この試合では「ローン移籍で加入したばかりの関西大学現役生」が結果を残した…。

【動画】2部も熱かった!”伝統の京都紫光”に立ち向かう ”関大OBクラブの現役生”

結果は1-1の引き分け。京都紫光サッカークラブがCKから渡部聡選手のヘディングで先制点を奪うも、後半に関大クラブ2010の丹羽健佑選手が同点ゴールを決めた。

渡部聡(京都紫光)

「試合前から関大クラブさんは試合巧者のイメージがあって、自分たちがしようとしていることの裏をかくような展開で、先制点は取ったものの前半はとても苦労しました。

今日は最低勝点1を拾ったということで、個人的にもチームとしても良しというところで終われたかなと思います。

ゴールの場面はCKのキッカーが日置友輔選手で、練習試合でも二人のホットラインのようなものがありました。1発目ということで思い切って行ったらたまたま当たったような形で、運が良かったかなと思います」
丹羽健佑(関大クラブ2010)

「久しぶりに90分間出たのでしんどかったです。ゴールは思い切って足を振ったらいいところに飛んでいきました。

(昨年は関大FC2008でプレーしていた現役生ですよね?)はい。サッカー部の方でカテゴリが下がってしまって、レンタル移籍で2010の方に来ました。

また次も結果を残して、上に行けるように頑張っていきます」

京都紫光サッカークラブの次の試合は、6月5日の12時30分からキックオフの関大FC2008戦。会場は阪南大高見の里グラウンドだ。

【写真】”サムライの一太刀”が、王者おこしやす京都ACを断つ…波乱の結果を生んだワケ

そして関大クラブ2010は6月4日の午前11時から高砂ミネイロFCとの試合。会場は滋賀県のビッグレイクとなる。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい