当時のガスコインが背負った番号は「19」。キット自体はホワイトとネイビーをベースカラーに使いつつも、背番号にイングランド旗のセントジョージクロスをイメージさせるレッドを使うあたりの“演出”が巧みだ。

現在とは異なり、90年イタリアW杯までは背番号のみプリント。選手名と胸番号を付けるのは、次の94年アメリカW杯からとなる。

90年大会のイングランドは準決勝で西ドイツ(当時)と対戦し、PK戦の末に敗れる。続くイタリアとの3位決定戦は累積警告でガスコインが出場停止。その影響もあってかイタリアにも敗北を喫し、結局4位で大会を終えた。

とはいえ4位は自国開催だった66年大会の優勝に続き、2018年と並んで歴代2番目の成績。1990モデルは輝かしい成績とともに記憶されている一着で、このデザインが最新のユニフォームにアップデートされる資格は十分に有している。

そんな1990モデルの復刻版デッドストックが「Qoly × LFB Vintage」で入手可能だ。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい