レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーはお互いの下部組織に所属する逸材を引き抜かないという不可侵協定を15年以上に渡って守り続けてきた。

だが、レアルはそれを破り、アトレティコの逸材ヘスス・フォルテアと契約を結んだ。なぜ、レアルは禁断ともいえる掟を破ったのか。

『Mundo Deportivo』がその理由を伝えている。

今季、アトレティコのユースチームは13あるカテゴリーのうち11で優勝を飾るなど素晴らしい成績を収めた。一方、その犠牲になったのが、レアルのカンテラ。フェルナント・トーレス率いるアトレティコのユースチームに敗れて敗退に追い込まれるなど失意のシーズンとなったのだ。

レアルの上層部はその状況に非常に強い不満を抱き、ライバルチームの逸材を引き抜くという決断に至ったそう。

前述のフォルテアはアトレティコと口頭合意に達していたが、突如それをキャンセル。レアルは法外な金額を提示して家族を説得したという。

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なお、アトレティコ側もレアルからフリーエージェントになった若手選手を獲得してきた。19歳のMFパブロ・バリオスもそのひとり。今後、レアルとアトレティコの若手争奪戦はどうなっていくのだろうか。