チェルシーの監督を務めるトーマス・トゥヘル氏は、クラブに「クリスティアーノ・ロナウドの補強は不要」と伝えたとのこと。

今年ロマン・アブラモヴィッチ氏からクラブの経営を引き継いたトッド・ベーリー氏は、先日ジョルジュ・メンデス代理人からロナウドの売り込みを受けていたという。

マンチェスター・ユナイテッドからの退団を希望しているというロナウドであるが今のところ移籍先がなく、チェルシーへの打診が行われたようだ。

そして、トッド・ベーリー氏ら経営陣はその売り込みについてトーマス・トゥヘル監督に相談を行ったとのことだ。

ただ『Daily Mail』が伝えたところによれば、トゥヘル監督はその件については「ロナウドは必要ない」と応えたそう。

トゥヘル監督は個人の選手に気を取られるよりはチームに集中したいと考えているほか、アタッカーではラヒーム・スターリングのほうが戦術に適していると思っているという。

経営陣の側は「ロナウドを獲得することは商業的な面で後押しになる」と考えていたようだが、サッカー面の理由によってチェルシーは撤退を決断したとのこと。

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なお、チェルシーは現在ナポリからセネガル代表DFカリドゥ・クリバリを獲得する可能性が高いと伝えられている。

さらにマンチェスター・シティのナタン・アケ、パリ・サンジェルマンのプレスネル・キンペンベらの獲得にも動いているという。

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