バルセロナからの退団が噂されるオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングは、チェルシーかバイエルンへの移籍を希望しているという。
今夏のマーケットで大きな話題を集めているデ・ヨングの去就。バルセロナは補強資金を調達とサラリーキャップ枠の解放を狙い、彼を売却したがっている。
そのためにマンチェスター・ユナイテッドと交渉を行っており、クラブ間では移籍金7150万ポンドで合意に達したとされている。
しかしデ・ヨング本人はバルセロナからの退団を前向きに考えていないうえ、延期分給与を取り巻く問題が動きを停滞させているという。
そして『Sport』によれば、デ・ヨング本人はマンチェスター・ユナイテッドに移籍すること自体にも全く関心がないそうだ。
彼はマンチェスター・ユナイテッドの経営が不安定に運営されていると考えており、さらにチャンピオンズリーグへの出場権を持っていないことも懸念事項の一つになっているとのこと。
また、もしバルセロナを離れることになるのであればチェルシー、あるいはバイエルン・ミュンヘンに加入することを希望しているとか。
チェルシーが本拠地としているロンドンは彼が好感を持っている街であり、バイエルンには親友のマタイス・デ・リフトが移籍したことが影響しているとも。
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マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ新監督は、かつてアヤックスで指導した弟子であるフレンキー・デ・ヨングの獲得を熱望しているとのことだが…。