ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズは、「スポルティング・リスボンからポルトガル代表MFマテウス・ヌニェスを獲得した」と公式発表した。

移籍金はクラブの歴史上最高額となるおよそ3800万ポンド(およそ60.9億円)で、さらに追加ボーナスとして420万ポンド(およそ6.7億円)が支払われる約束であるという。契約期間は2027年6月30日までの5年間。

マテウス・ヌニェスは1998年生まれの23歳。ブラジルで生まれたものの12歳でポルトガルへと渡り、エリセイレンセというクラブで育成された選手。

2018年に加入したエストリウ・プライアではリザーブでのプレーが多かったものの、カップ戦での活躍がスポルティング・リスボンの目に止まって加入した。

2020-21シーズンからはレギュラーとして中盤の一角に定着し、ポルトガル国籍も取得して代表にも招集されるなど、一気に飛躍を遂げていた。

中盤から迫力あるドリブルで突破することを得意としているセンターハーフで、攻守の切り替えからの打開力に長けている選手として知られている。

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スポルティング・リスボンではボランチのひとりとしてプレーしており、守田英正にとってはポジションを争うライバルでもあった。

昨季はチャンピオンズリーグでもベスト16入りに貢献しており、ジョゼップ・グアルディオラ監督からも「世界最高の選手の一人だ」と高く評価されていた。

なお、マテウス・ヌニェスはすでにウォルヴァーハンプトンで練習を行っており、土曜日のトッテナム戦でプレーすることも可能だという。

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