UEFAチャンピオンズリーグのディナモ・ザグレブ戦で敗れたあと、チェルシーから解任になってしまったトーマス・トゥヘル監督。
2020-21シーズンにはチェルシーをチャンピオンズリーグ優勝に導いたドイツ人監督であるが、それからわずか1年でその職を追われることになった。
『The SUN』の報道によれば、トゥヘル監督がチェルシーで担当したプレミアリーグの試合は63。
そのうち勝利を収めたのは35試合で、引き分けが17、敗北が11。勝率は55.6%で、平均勝点は1.94ポイントだったとのこと。
これをチェルシーの歴代監督と比較するとこうなっているという。
チェルシーの監督平均勝点数
- アブラム・グラント:2.31ポイント(32試合)
- ジョゼ・モウリーニョ:2.19ポイント(212試合)
- アントニオ・コンテ:2.14ポイント(76試合)
- カルロ・アンチェロッティ:2.07ポイント(76試合)
- ラファ・ベニテス:1.96ポイント(26試合)
- ルイス・フェリペ・スコラーリ:1.96ポイント(25試合)
- フース・ヒディンク:1.94ポイント(34試合)
- トーマス・トゥヘル:1.94ポイント(63試合)
- マウリツィオ・サッリ:1.89ポイント(38試合)
- ロベルト・ディ・マッテオ:1.83ポイント(23試合)
この成績は短期的に解雇されてしまったラファ・ベニテスやルイス・フェリペ・スコラーリよりも低い数字であったとのこと。
とはいえ、数年前と比べれば他のクラブが相対的に強くなってきている状況であるため、仕方ない部分もあるように思えるが…。
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なお、チェルシーは現在ブライトン&ホーヴ・アルビオンのグレアム・ポッター監督を引き抜こうと交渉を続けているとのこと。他にもジネディーヌ・ジダン、マウリシオ・ポチェッティーノ、ジョン・テリーらが候補になっているそう。