7日にチェルシーを解任となったトーマス・トゥヘル監督。クラブの新しいオーナーとなったトッド・ボーリー氏は、就任からわずか3ヶ月で大鉈を振るった。

チェルシーは今季のプレミアリーグですでに2敗。さらにUEFAチャンピオンズリーグでも開幕戦でディナモ・ザグレブに敗れ、その直後に解任が決まった。

ただ『Daily Mail』の報告によれば、トゥヘル監督の解任はその結果とはそれほど関係がないとのこと。

理由の一つは、チェルシーの選手たちとトゥヘル監督の間のコミュニケーションや関係が悪化していたという事実だという。

また、チェルシーは今夏移籍を取りまとめるディレクターが不在であったため、トゥヘルに権限を移譲していたものの、監督本人はそれを不満に思っていたとも。

さらに、トッド・ボーリー氏はクリスティアーノ・ロナウドを欲しがっていたものの、トゥヘル監督が即座に「NO」と反対したため、意見の相違が尾を引いていたとのことだ。

トッド・ボーリー氏は、「将来のために投資でき、そして同じような責任と役割を果たせる監督を望んでいる」とのこと。

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今夏はウェズレイ・フォファナやラヒーム・スターリング、マルク・ククレジャなど2億6000万ポンド(およそ423.9億円)を費やして補強を行ったチェルシー。

さらに今回トゥヘル監督の解任に従って1300万ポンド(およそ21.2億円)の違約金、さらにスタッフへの補償として200万ポンド(およそ3.3億円)を支払い、体制を変更することを決めた。

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