シュミット・ダニエル

日本代表のGK争いは権田修一が守護神に君臨し、それを若い谷晃生と大迫敬介、大ベテランの川島永嗣が追うという構図が完璧に出来上がっていた。

しかしそれに待ったをかけたのが、これまで定期的に招集されながらも燻っていたシュミット・ダニエルだ。

シント=トロイデンで正GKを務める30歳は、先月末のエクアドル戦で先発に抜擢されると、ファインセーブやPKストップでチームを救ってみせた。

身長197cmと長身だがビルドアップの能力にも優れ、欧州での経験も積み重ねている。負傷離脱した権田修一の状態次第では、直前での「守護神交代」も起こりうるだろう。