5日、日本サッカーの頂点を争う天皇杯の準決勝2試合が行われた。

先に行われたヴァンフォーレ甲府対鹿島アントラーズの「J2-J1対決」は、前半37分に甲府の宮崎純真が先制点を奪取することに成功。

その後鹿島が猛攻を仕掛けるも、甲府のディフェンスが粘り腰を見せてブロック。一度ネットを揺らされる場面もあったが、オフサイドの判定に助けられた。

そして試合はこのまま終了し、1-0でヴァンフォーレ甲府がクラブ史上初となる天皇杯決勝進出を果たしている。

後に行われたもう一つの試合はJ1同士のマッチアップとなった京都サンガFC対サンフレッチェ広島。

試合が動いたのは前半終了間際で、満田誠のシュートを手に当ててしまったメンデスのプレーがVARのオンフィールドレビューを経てPKの判定に。

これをドウグラス・ヴィエイラが決めてサンフレッチェ広島が先制を果たし、0-1でハーフタイムを迎える。

ただ後半ホームで戦う京都も反撃し、79分に広島のクリアミスから右サイドの裏に飛び出したイスマイラが強烈なシュートを叩き込む。これで1-1となり勝負は延長線に持ち込まれた。

そして試合が決まったのは延長前半。エゼキエウの鮮やかなヒールパスから裏に抜け出したナッシム・ベン・カリファがシュートを決め、これが広島の決勝点となった。

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これにより、決勝進出チームはヴァンフォーレ甲府とサンフレッチェ広島に。ファイナルは10月16日に日産スタジアムで行われる予定だ。

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