新型コロナウイルスの影響により、2020年から大きな打撃を受けてきたサッカー界。多くのクラブで選手の給与が相互の合意の下で削減されることになった。

しかしながら、現在ユヴェントスはこの際に「給与を削減したと見せかけ、記録に残らない形で選手に報酬を支払っていた」可能性があるとして調査を受けている。

そして今回『Gazzetta dello Sport』が伝えたところによれば、ユヴェントスとクリスティアーノ・ロナウドの間でかわされた秘密の契約書が発見されたとのこと。

クリスティアーノ・ロナウドももちろん給与の減額を受け入れていたとされていたが、実際は帳簿に残らない形で支払いが行われていたという。

その額はおよそ2000万ユーロ(およそ29.3億円)であり、この闇の契約書が交わされてから3ヶ月の間、該当する報酬を受け取っていたとのことだ。

そしてユヴェントスはその支払については財務諸表に記載せず、隠れて報酬を提供していたそう。

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ユヴェントスは2019年から2021年にかけての貸借対照表を改ざんした可能性があると考えられており、アンドレア・アニェッリ会長やパヴェル・ネドヴェド副会長らを含めた16名の取締役が捜査の対象になっている。

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