ユルゲン・コーラー

西ドイツ代表、ドイツ代表で105試合に出場した伝説的ディフェンダー。ワールドカップには1990、1994、1998年と3度出場し、1度の優勝を経験している。その堅実なプレーから世界最高のストッパーだと評価された。

彼が現役を引退したのは2002年。ボルシア・ドルトムントで老獪な守備を見せていた彼は、キャリア最後の舞台としてUEFAカップの決勝に進出することに成功した。

その相手は小野伸二らが所属していたフェイエノールト。コーラーは31分にヨン・ダール・トマソンを倒してしまい、ペナルティキックを与えた上退場処分に。しかもチームも敗北し、最悪の形で引退することになった。