マルク・ファン・ボメル

小野伸二がフェイエノールトでプレーしていたとき、ライバルのPSVには「壊し屋」ファン・ボメルがいた。その激しいマークは日本人のファンにも強烈な印象を与えたが、現役最後の瞬間もレッドカードでのクライマックスだった。

2012年に古巣のPSVへと復帰してキャプテンを務めていた彼は、2013年5月12日に行われたエールディビジの最終節でトゥウェンテと対戦。56分にイエローカードを受け、さらに71分に2枚目を提示され、最後の瞬間は「彼らしい」退場となった。

結局このシーズンPSVはリーグでもカップでも準優勝。ファン・ボメルは「このレッドカードはシーズン全体を反映しているな」と話し、試合後にキャリアを終えることを宣言した。