――今の時代だったら「自分はこんな選手になっていたかも」みたいな想像はいかがでしょう?
現代サッカーで、僕が若い時だったらということですよね。
でも、僕はドリブルをよくしていましたけど、あれも別にドリブルをしたいからしていたというより、ゴールに向かう手段の一つでした。
自分がいかにしてシュートを打つか。だからもともとは裏への抜け出しやラストパス、2列目から飛び出して最後のフィニッシュにかかるところを常に意識してやっていました。
それがある時、横浜F・マリノス時代ですけど、フィニッシュを打つ形に持っていくのにドリブルがあったというだけなんです。
もし今のサッカーでやっていたとしても、サイドで受けてそこからドリブルをするというより、よりゴールに近いところでプレーをする形のほうが多かったかもしれないですね。
だから、今のフォーメーション、色々ありますけど、下手したら1トップとかもやっていたかもしれないです。どちらかというと。
動画では他にも、今シーズンの自身のパフォーマンスや、山口加入の経緯、札幌時代に一緒にプレーしたこともある名塚善寛監督との関係、左足のスキルの高さ、さらには中学時代のブラジル留学で「何をしていたか」など、たっぷり聞いているのでそちらもぜひ!
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なお、山瀬は今週末、11月20日(日)に開催されるオシム元監督追悼試合に「オシムジャパンレジェンド」として出場予定。
オシムジャパン初戦で日本代表デビューを飾った彼に、当時の思い出やオシム氏から“受け取ったもの”などを聞いたインタビュー第2弾はYouTubeの『Qoly公式Ch.』にて近日配信予定なのでこちらもお楽しみに。