かつてノルウェー代表でもプレーした名FWヨン・カリューが、14ヶ月の禁固刑を言い渡されたとのこと。
バレンシアやリヨン、アストン・ヴィラなどでプレーしたヨン・カリューは、190cmを超える身長を持っていた巨漢ストライカー。
現役を引退したあとは実業家として活動し多くの資産を形成していたが、先日脱税の容疑で逮捕されていた。
その容疑の内容は、ビジネスで得ていた収益を正しく申告せず、ノルウェーで540万ノルウェークローネ(およそ7500万円)の税金を逃れたというもの。
ノルウェーでは、年に183日間以上居住していた場合税金の支払義務が発生するものの、カリューはそれを超えていたにもかかわらず2014~2019年までの間支払いをしていなかった。
カリューはそれを認めていたものの、意図的な脱税行為ではなく、単なる過失であったと主張し、裁判で闘っていた。
『L'Equipe』などによれば、その結果カリューは過失であったことが認められたものの、それは重大なもので、14ヶ月間の禁固刑、54万ノルウェークローネの罰金という罪が言い渡されたとのこと。
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なお、もし意図的に脱税が行われていた場合には2年7ヶ月の禁固刑が言い渡される可能性もあったそうだ。