20日に開幕を迎えるカタールW杯。国自体がかなり小さいため、世界各国から訪れる関係者やファン向けの宿泊施設が足りないと言われてきた。

その解決策として作られたのが、海に浮かぶクルーズ船をホテルとして使用したり、テント村として簡易的なホテルを屋外に設置するといったプラン。

テント村は実際にファンにとって最も安く滞在できる方法として予約されており、この大会中に多くの客を受け入れる予定だ。

事前の報告では「多くのスペースがあり、エアコンが完備され、バスルームもあり、コーヒーや紅茶も提供され、テレビやドライヤー、アイロン、冷蔵庫なども提供される」とホテルと変わらない設備があると言われていた。

ところが、今回ファンがテント村のひとつである「ファン・ビレッジ・アル・ホール」をレポートしたところによれば…。

【動画】かなり簡素な作りになっているテント村

「ファン・ビレッジ・アル・ホールは、カタールの伝統を反映したアラビアンキャンプのユニークな体験を提供します。宿泊施設は快適な内装で、現代的なデザインが満載で、歴史的なテントを連想させるスタイルです」と宣伝されていたもの。

確かにユニークな体験なのかもしれないが、ファンからはかつて大きな詐欺事件に発展した「FYRE FESTIVAL」の再来になるという批判も寄せられているようだ。

「FYRE FESTIVAL」は2017年初にバハマの島で開催される予定だった音楽フェスで、最低価格16万円という高額なチケットを数多く販売しながら当日に中止となり、簡素なテントやサンドイッチが提供されたのみだったというもの。

この事件は後に『Netflix』などでドキュメンタリー映像がヒットするなど大きな話題を集めていた。

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