アルゼンチンの優勝で幕を閉じた2022年のFIFAワールドカップ。
リオネル・メッシはW杯の通算出場試合数でも歴代1位となった。彼に抜かれるまで記録を持っていたのだが、元ドイツ代表ローター・マテウスだ。
そのマテウスは『Bild』のポッドキャスト配信で、こんな話をしていたそう。
「クリスティアーノ・ロナウドは自分のエゴでチームと自分自身を傷つけてしまった。
彼が偉大な選手であること、トップレベルのフィニッシャーであることに疑念の余地はない。
だが、いまの彼は自らのレガシーを永久に傷つけてしまった。
彼がチーム内に居場所を見つけられるとは思えない。なんとなく、ロナウドのことを哀れに思うよ。
メッシとは全く違い、ロナウドは今W杯で最大の失敗になってしまった。
メッシは偉大な勝者。(優勝は)彼にふさわしいものだ、そのクオリティとプレースタイルで私や全てのサッカーファンたちに大きな喜びを与えてくれたからね。
彼はそれを17~18年間もやってきた。彼はミレニアムな選手だ」
今大会のロナウドは途中交代に不満げな態度を見せた後、控えに降格。ポルトガルが準々決勝敗退となった後には号泣していた。
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マテウスは、優勝したメッシと比べて、ロナウドは大失敗に終わってしまったとしつつ、やや同情もしていたようだ。
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