かつてバルセロナの会長ジョゼップ・マリア・バルトメウや理事会のメンバーがグループチャットで交わしていたメッセージがリークされ、大きな話題になっているようだ。
『El Periodico』が伝えたメッセージの内容は、2021年1月31日にかわされたものだという。
チャットのグループには、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長のほか、CEOのオスカル・グラウ、ディレクターのパンチョ・シュロデルとハビエル・ソブリーノ、ジョルディ・モイクス、オリオル・トマス、ダヴィド・ベルヴェル、法務部長のロマン・ゴメス・ポンティらが含まれていた。
これらのメッセージのきっかけになったのは、リオネル・メッシの契約の内容がメディアで報じられたリーク事件であるという。
そこではメッシが契約の終了に近づいていること、そして年5億ポンド(およそ780.2億円)弱のとてつもない額が支払われていることが暴露されていた。
そして、それに対してロマン・ゴメス・ポンティがバルトメウ会長に対して以下のように話していたという。
ロマン・ゴメス・ポンティ
「バルト、本当に君はこの下水ネズミを相手に、そんなにいい人でいてはいけない。
クラブは彼にすべてを与えてきた。契約、移籍、更新、スポンサーシップなど、独裁状態にするようなものをだ。
そして何よりも、このようなすべての隠すべきメールやクラブに対する無礼と脅迫。このホルモン小人に我々の仕事が脅かされている。ああ!ペセテロ(守銭奴)よ」
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なお、当の契約条件のリークについては、会長選挙に立候補していたジョアン・ラポルタの周辺が行ったものとオリオル・トマス氏が推測していたそうだ。