イングランドのリヴァプールは14日、なでしこジャパンMF長野風花の獲得を発表した。

2021年の東京五輪後、池田太監督が就任したなでしこジャパン。長野は、2018年のU-20女子ワールドカップ初優勝など世代別代表で実績を残してきた池田監督のチームにおいて、主力を担ってきた選手の一人だ。

チームを“心臓”となるボランチのポジションで、この23歳がどれだけ輝けるか。今年7月から開催される女子ワールドカップではそこが見どころの一つになる可能性が高い。

そこでQolyは先日、長野風花に単独インタビューを敢行!

自身のプレーや珍しいキャリア、現地観戦した日本対ドイツなどカタールワールドカップに関する話、さらにはリヴァプールへの移籍を決断した理由などを聞いた。

長野風花はシャビが大好き!

――長野選手のプレーを見ていると、ボランチとしてやれることが多いと感じます。参考にしている選手はいるんですか?

参考にしているというか、そのプレーができるかできないかは別として、ずっとシャビ(・エルナンデス、現バルセロナ監督)選手が本当に大好きです。

プレーを見ていて本当に楽しいというか、こんなこともできるんだと。ずっとシャビ選手を見ていました。

――プレーの角度のつくり方とかが上手いと思っていたので、今シャビの名前を聞いて納得しました。中盤の選手としてピッチの真ん中で意識していることはどんなことですか?

真ん中なのでとにかく周りを見ています。

状況判断とよく言いますけど、情報をより多く得て、ミスをしないようにというか、“判断のミス”をしないようにすごく意識しています。