「同じ人間とは思えない」メッシ

――カタールワールドカップで日本とドイツの試合を現地観戦されてきたとのことですが、他の試合も結構見ていますか?

はい、見ています。

――どのチームが気になりました?

私は、もちろん日本をすごく応援していたんですけど、アルゼンチンをずっと注目して見ています。(※今回のインタビューは大会期間中に実施)

――今大会のアルゼンチンは長野選手の目にどのように映っています?

見ていて楽しいですし、もちろんフランスとかが強いというのは分かっているんですけど、でもやっぱりアルゼンチン。

メッシ選手だったり、チームとして戦っているところは試合を見ながら楽しませてもらっています。

――長野選手から見て、メッシ選手というのはどんな選手ですか?

同じ人間とは思えないというか、誰もがメッシが上手いと思っていて、何人も止めようとして止められない。しかも年齢もそんなに若くない中で、ああいうプレーをして…。

色々なプレッシャーもあるでしょうし、その中であれだけのプレーができるって、人間と思えないというか(笑)本当に神みたいな感じですね。

――そんなワールドカップ、日本代表のドイツ戦を現地で観戦して、感じたことだったりはいかがでしょう?

ただただ感動と興奮という感じでした。

いつも私も選手として試合をしていますけど、サポーターとして見に行って、本当に見ることができて良かったと心から思いますし、すごく感動しました。

――日本代表選手のなかで特に刺激を受けた選手は?

皆さん本当にすごいプレーをしていましたが、やっぱり三笘薫選手は、筑波大学の一つ上だったので。

私は大学を卒業したわけではないですけど、当時から存在は知っていたのでやっぱりすごいなと思いました。

――同じポジションの遠藤航選手や守田英正選手、田中碧選手のプレーを見ていて感じる部分もありました?

もちろん同じポジションですし、遠藤選手の守備力とかは現地で見ていてもやっぱり感じました。

大事なところを止めていたり、遠藤選手がいることで日本が助かっていた部分がたくさんあったので、ただただすごいなと思って見ていました。