今季からマンチェスター・ユナイテッドを率いているオランダ人のエリック・テンハフ監督。

アンタッチャブルだったクリスティアーノ・ロナウドにも厳しい姿勢を貫き、ロナウドは昨年末に退団することになった。

テンハフ監督は、昨年8月のリヴァプール戦でロナウドとハリー・マグワイアを戦術的な理由で控えに回す決断を断行。

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『Record』によれば、指揮官は当時を振り返りつつ、こう述べていたそう。

「そのような大きな決断をする場合、私は間違いなく熟考する。

短期的だけでなく、長期的にどのような影響があるのかを予見しなければならない。

監督として、戦略的に考え、結果に向き合わなければならない。それが私の仕事であり、責任なのだ。

(昨年8月の)リヴァプール戦であのチームを選んだのには理由があった。それは明らかだった。

もし試合に負けていたら、どんな結果になるのかも分かっていた。

でも、私は心配しない。そのような夜でもよく眠れる。

クラブのため、チームのために最善の決断を下し、それを守らなければならない。

(着任当初のユナイテッドは規律面が欠けていたとされているが)

そのことについては、嘘をつく必要はない。

一流の選手はピッチの中だけでなく、いい構造を好むものだ。ある程度のルールは必要になる。

どんな組織にも言えることだが、ルールや規律がなく、それを真剣に受け止めない場合には混乱が生じる。これはサッカークラブだけでなく、全ての仕事で起こることだ。

そして、私は現場で起きていることを目の当たりにした」

スターであるロナウドを控えに転落させる決断を下しても、寝つけないことなどないと言い切っていたとのこと。

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