150周年を祝した特別エンブレム。ブラックの盾にゴールドのランパントライオン(後ろ左足立ちのライオン)を描き、その周囲を“1873-150YEARS-2023”の文字で囲む。なお、初期のユニフォームには“赤いランパントライオン”のみがエンブレムとして使われていた。

1872年にイングランドと対戦した際の初代スコットランド代表メンバーは、その全員が当時アマチュアクラブとして活動していたクイーンズ・パークFC(今季はスコットランド2部に所属)の選手だったという。つまり、クラブチームがそのまま代表チームに姿を変えた形となる。

このエンブレムはクイーンズ・パークFCのもの。今回のキットの袖口には、このエンブレムやユニフォームに使われているホワイト&ブラックのストライプをデザインし、文字通り「原点」となったチームに最大級の敬意を表している。

ちなみにスコットランド初代ユニフォームのソックスも“白黒ボーダー柄”を使用。また、初期のエンブレムだったレッドライオンも同じくクイーンズ・パークにその由来があると思われる。