昨年末のワールドカップでベルギー、スペイン、ポルトガルを撃破するなど大躍進を見せたモロッコ代表。
29日にはスペインの首都マドリッドでペルーとの国際親善試合を戦う。だが、この試合を前にモロッコ代表をめぐる問題が起きた。
『Morocco World News』などによれば、モロッコ選手団が滞在しているユーロスターズ マドリード タワーホテルの従業員たちがSNSに人種差別的な投稿をしていたという。
🔴 HONTEUX !
Voici ce qu’un membre du personnel de l’hôtel où crèchent nos joueurs a publié sur son Instagram personnel :
« On leur sert la m*rde du Ramadan. Leurs p*tains de croyances de 💩💩💩»
« P*tain de maures de m*rde, j'e**erde le Ramadan et leurs p**ains de m*rts ! » pic.twitter.com/nyuLU4WbPc
— TFT MOROCCO (@TFT_Morocco) March 27, 2023
「クソ、モロッコ。クソくらえ、ラマダン、死だ」などとモロッコ代表とラマダンを揶揄する内容だったとされている。また、イスラム教徒を嫌悪するイスラム恐怖症的な投稿もあったとのこと。
これらの投稿が拡散されて問題化。『AS』によれば、ホテル側はこれらの投稿を強く非難しており、法的措置を講じるという。
ホテルのマネージャーのひとりは「まずは今回のことで気分を害した全ての人にお詫びしたい。私はアラブ人で、ホテルで働く多くの同僚と同じようにラマダンを祝うムスリムです。不快に感じた全ての人達にあらためて謝罪します」と述べたそう。
投稿に関わった従業員たちはすでに解雇されたそうで、当局から訴追される可能性がある。