――そういう意味では、フィテッセのボニー選手は強烈でした。存在感が凄かったですし、ハーフナー選手との関係性もすごく良かったように見えました。ボニー選手はどんな選手でしたか。

最初、本当にびっくりしたんですよ。「恐竜が入ってきたのかな、ロッカールームに」と。海外に行ってみなければ分からないですけど、あっちの選手はガタイが本当にえげつない。

ガタイがえげつないのに、筋トレを一切やってないという。せこいだろうみたいな(笑)。こちらはいくら筋トレをやっても全然筋肉つかないのに、何もやらないで何故あんなに筋肉がつくのか…。

エゴと言うか何て言うか、考え方が全然違うなと思いましたね。彼は、守備は一切考えてなかったですから。「俺は点を取る。お前らが俺にボールを出す」みたいな感じで。これが海外でも点が取れるFWなんだと強烈に思いました。

フィテッセのあともプレミアリーグへ行って、多分1シーズン目で17点とか結構点取っていましたから(※スウォンジー1年目の2013-14シーズンに16ゴールを記録)。それでマンチェスター・シティまで行って。グアルディオラのサッカーには合わないだろうなとは思ったんですけど。

でもこういう日本人のFWは出てくるのかなと考えました。こういう考えを持ってサッカーするのは多分日本では無理だろうなと。日本で言ったら、ピーター・ウタカみたいな感じなんですかね。本当にえぐかったです(笑)。

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