ファビオ・グロッソ
イタリアが24年ぶりのワールドカップ優勝を成し遂げた2006年のドイツ大会。PK戦にまでもつれ込んだフランスとの決勝戦において、歓喜のラストキッカーを務めたのがグロッソだ。
この頃には欧州でアシックスのスパイクを履くトップ選手は少なくなっており、おそらくアシックスを着用してワールドカップを制した現状最後の選手だろう。
フランコ・バレージ
伝説的リベロとして知られるバレージは1982年、1990年、1994年と3度のワールドカップに出場。そのうち1982年を除く2大会では、アシックスのスパイクを履いてピッチに立った。
特に1994年のアメリカワールドカップでは、グループステージで膝を痛めて手術を敢行。ブラジルとの決勝戦で復帰し、ブラジルのエース・ロマーリオを完封してみせた。
当時のイタリア代表ではジャンルカ・ヴィアッリなどもアシックスを履いていた(いい写真が見つからず…)
クリス・ワドル
ワドルはイングランド史上屈指のウィンガーとして知られ、トッテナム・ホットスパーやマルセイユで活躍。
ワールドカップには1986年と1990年の2大会に出場し、1990年のイタリア大会ではアシックスのスパイクを履いてチームのベスト4入りに大きく貢献した。
ブライアン・ラウドルップ
デンマーク代表史上最強の「兄弟プレーヤー」、ラウドルップ兄弟。兄ミカエルはヴィッセル神戸でプレーしたことでも知られる“10番”だが、弟ブライアンも世界屈指の快速アタッカーだった。
29歳で出場したフランスワールドカップでは大会最多タイの3アシストを記録。そんな彼の足もとには、日本のアシックスのスパイクがあった。