クロアチア1部リーグのHNKシベニクに所属するMF新井晴樹がゴールを決めた。
25日に行われた第31節のスラヴェン・ベルポ戦。
ホームで2-0と先攻して迎えた66分、新井のゴールが生まれる。
(動画 5:53~)
スローインからの攻撃が一度は相手に奪われるが、これをすぐに奪い返してのカウンター。右サイドでフリーとなっていた新井が味方のパスを受け、切り返しから左足のシュートを突き刺した。
新井は25歳。国士舘大学から2021年にJFLのFCティアモ枚方に加入するが、当時は工務店で働きながらプレーするアマチュア選手だった。
しかし近隣のセレッソ大阪と練習試合で対戦した際、新井のプレーが当時のレヴィー・クルピ監督から評価され、たった半年でセレッソへ。晴れてプロ選手となった。
セレッソでは1年間の在籍で公式戦10試合の出場に終わった。しかし昨夏、元サンフレッチェ広島DFでシベニクのスポーツディレクターを務めるダリオ・ダバツ氏の誘いでクロアチア挑戦のチャンスを掴んでいる。
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試合は3-1でシベニクが勝利した。新井はここまで出場停止での欠場を除く31試合中30試合に先発し、2ゴール2アシストを記録。カップ戦でも1ゴールを決めている。