10日に行われたレアル・マドリー対マンチェスター・シティのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝1stレグは1-1の引き分けとなった。
前半36分にヴィニシウス・ジュニオールのゴールでレアルが先制するも、後半にケヴィン・デブライネの弾丸シュートでシティが同点に持ち込んでいる。
この日もレアルは4-3-3の左サイドバックにエドゥアルド・カマヴィンガを起用。後半からは左インサイドハーフのルカ・モドリッチと何度かポジションが入れ替わるシーンがあった。
試合後、モドリッチはこう話していた。
「僕らはハーフタイムに修正すべき点があった。
監督はもっとボールを持って、クリエイティブになることを求めた。
だから、カマヴィンガをより頻繁に中盤に押し上げることにしたんだ。それがうまくいった」
カマヴィンガの本職はMFであり、いわゆる偽サイドバックとして振る舞っている。
彼をより高い位置でプレーさせるため、モドリッチはカバーとして左サイドバックの位置に入ることが散見された。
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実際、カルロ・アンチェロッティ監督も「カマヴィンガがサイドバックなのは、ボールを持っていない時だけだ。ポゼッション時にはかなり前に出てくる、まるでMFのようにね。彼はサイドに張ってプレーするサイドバックではない。左ウィングにヴィニシウスがいるので理にかなったことだ」と説明している。
試合後にはシティのジョゼップ・グアルディオラ監督も「彼らは左でかなりパス回しをしていたし、あそこが本当によかった」と指摘していた。