アルゼンチンで開幕したFIFAU-20ワールドカップ。
日本代表は21日に行われたセネガルとのグループステージ初戦に0-1で勝利している。
英大手紙『Guardian』では、今大会注目の選手のひとりに髙橋センダゴルタ仁胡を選出していたぞ。
「このサイドバックは、母親の出身地である日本に加え、スペインとアルゼンチンでもプレーする資格がある。
母親は日本を離れてイギリスに留学し、その後、カタルーニャに定住している。
高橋は左サイドバックから前に出て行くのを好む。
ポゼッションに非常に優れているが、バルセロナで4年間やってきただけに驚きはない。また、フットサルからプレーを始めた選手でもある。
日本は高橋をチームの一員にするために懸命に尽力。アルゼンチンとスペインからもアプローチされていたからだ。そこで、16歳の時にU-19代表に呼んでいる」
高橋仁胡は2005年生まれの17歳。日本人の母とアルゼンチンの父のもとにスペインで生まれた。
バルセロナの下部組織で育成されてきた左サイドバックであり、世界でも注目度が高いようだ。今大会で16番を背負う新星のプレーに期待したい。
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彼以外の注目選手は、セネガル代表の19歳MFパペ・ディオップ(ズルテ・ワレヘム)、アメリカ代表の19歳FWケイド・キャウォル(サンノゼ・アースクエイクス)、アルゼンチン代表の20歳MFマクシモ・ペローネ(マンチェスター・シティ)。